皆さんおはようございます。
7月はどんなスタートが
切れましたでしょうか?
天気は相変わらずどんより
しておりますが気持ちは明るく
行きたいですよね。
さて7月はフラット35の固定金利が
業界史上2番目の低金利となりました!
融資90%以内の利率ですと
15~20年 1.12%
21~35年 1.18%
となります。
さらに!
金利優遇0.25%引き下げも
あります!
金利Aプランで 10年間
金利Bプランで 5年間
つまり!
フラット35Sタイプですと!
15~20年 1.12%→0.87%
21~35年 1.18%→0.93%
となる訳です!
ちなみに上記金利機構団信加入とは
団体信用生命保険も含まれての
金利です!
これは驚きです!
他にも7月は大きな法改正がありました!
皆さんも耳にすることが多い「相続税」が
40年ぶりの大改正が行われます。
その中で7月1日から実施される
点は以下の通りです。
1・婚姻20年以上の夫婦の自宅
贈与が遺産分割の対象外となりました。
20年以上連れ添った夫婦は2000万円
の贈与税が掛からない特例があります。
ところが!
夫が先に亡くなった場合、夫から
生前贈与した2000万円は無かった
ものとして相続税の取り分を決め
なければならないとされていたのです。
変だと思いません?
一体何のための贈与なのか?
ほんと意味が分らない変な特例
でした。
それが!
7月1日より贈与した自宅は遺産分割
の対象外になったのです!
これで万が一の時でも残された妻が
家を追い出される心配が無くなりました。
これで安心して逝けますね・・
あ・失礼しました・・。
それともう一つ!
良くTVドラマでこんなシーン
ありませんか?
長男の嫁が夫に先立たれ・・。
体の不自由な亡き夫の父親の
看病をし続けているシーン。
涙ですよね・・。
実はこの嫁の立場ではどんなに
父親の介護をしても相続財産を
受ける事は出来ませんでした。
今まではね。
しかしながら!
7月1日以降被相続人(亡くなった父)の
介護をしていたこの妻は相続財産を
受け取る事が出来るようになったのです!
お~!
これからはドラマでこんなシーンが
有ったら
財産!財産!
貰える!貰える!と思いながら
鑑賞してみては如何でしょうか?
(笑)
それと最後にもうひとつ!
故人の預貯金を引き出すことも
7月1日以降出来るようになりました!
今までは遺産分割が終わるか
相続人全員の同意が無いと
故人の預貯金は引き出せなかった
のですが、これが出来るようになり
病院費や葬儀代と言った急な出費に
対応出来るようになりました。
ただし、金融機関に直接依頼する
場合には上限が150万円となって
います。
それでも足りない場合は家庭裁判所
の申し立て手続きが必要です。
今後も配偶者居住権という妻が
自宅にそのまま住める権利も
来年4月に施行されます。
来年7月から自筆遺言書を法務局に
預ける事が出来るようになります。
これで遺言書の紛失の心配や偽造遺言
の心配が無くなりました。
今回は40年ぶりの相続税の
大改正で今まで苦しんできた
方々に嬉しい改正が行われます。
ただ・・
TVドラマ的にはちょっと
ドロドロなストーリーが
作りづらくなってしまうかも
しれませんね。(笑)
今朝は走り書きですが
フラット35と相続税について
触れてみました。
ご不明な点があれば何でも私に
お問い合わせください。
お待ちしております!
それでは今日も一日
元気に参りましょう!
いってらっしゃい!