〇〇〇銀行取締役?

皆さんおはようございます。
今朝も冷え込んでいますね・・
風邪など引かれていませんか?
こんな時期ですから体調の優れ
ない方は無理をなさらず自宅で
安静にしてお過ごしください。
空気も乾燥してきたので加湿器を
焚くなどして部屋の湿度を保って
風邪予防をなさってくださいね。

さて今から2年位前のことです。
私の漫画のブログをご覧になって
下さったお客様と話です。
あ!
まだご覧になった事の無い方は
こちらをクリック。
https://www.k-land.co.jp/wp/mg/
ある土地のお取引で私は買主側の
仲介業者を担当させて頂きました。
売主側にも仲介業者がいる一般的な
土地の売買契約でした。
契約も無事に終了しその場を後に
しようとした時の事です。
突然先方の売主様が私を呼び止め
るのです。

「笠原さん!ちょっと宜しいですか?」

あ・・はい?

「笠原さんの漫画読ませて頂きました。」

あ!
ありがとうございます!

「それでちょっとお聞きしたいのですが
あの漫画に出てくる銀行担当者はどちらの
銀行の方なんですか?」

え?
どうしてですか?

「実は私こうゆうものです。」
〇〇〇銀行 ◯◯取締役?

・・

え!?
取締役!?

売主様が〇〇銀行の方とは聞いて
ましたが!
まさかと・取締役の方だなんて!
大変失礼いたしました!

「実は契約の前に笠原さんのホーム
ページを拝見していたら、あの漫画を
見つけて読ませて頂いたんです。
そこに出てくる銀行員がどこの銀行の
方なのか気になってたんです。
(笑)」

そうだったですか。
でも・・
申し訳ございません!
あの方がどこの銀行の方かは
申し上げられないのです。
あの人は私の命の恩人です。
私の発言でその方にご迷惑がかかる
ような事は絶対に避けたいのです。
お許しください!

「そうでしたか。私はあのような者が
当行の職員だったらどれほど誇らしい
かと思ったものですから。」
そうでしたか・・。
本当に申し訳ございません。


それから2ヶ月後。
売主様、買主様お立会いのもと土地の
残金決済は無事に終了致しました。
そこで再び私は売主様に呼び止められ
ました。

「笠原さん!最後に握手させて貰えますか?」
え?
私とですか?

「はい!」

もちろんです。
光栄です!

「これからも当行を宜しくお願い致します!」
ハイ!
こちらこそよろしくお願いします!

ん?
当行をって?

え?

それ以来その売主様とはお会いする
事はございませんが、いつか頭取に
上り詰める方かもしれません。

こんな小さな会社でも多くの
信用を今後も作り上げて参ります。
それでは本日も一日宜しくお願い
致します。
行ってまいります!